腸内環境を整えて健康的で太りにくくなろう

腸内環境、それは腸内環境のバランス

同じように食べているのに太る人もいれば全然太らない人もいます。
その違いは一体どこにあるのでしょうか？

その人の運動量や、筋肉量、それに応じた基礎代謝にも影響される部分はありますが、実は腸の中に存在する腸内細菌の状態によっても変わってくるという結果が最近の研究でわかってきたようなのです。

では私の腸内には一体どのような細菌がいるのでしょうか。

腸内にいる細菌はどんなもの？

わたしたち人間の身体には、主に作用によって3種類に分けられる腸内細菌が存在しています。

・善玉菌
老化防止や健康によい菌です。ビフィズス菌や乳酸菌などが該当します。

・悪玉菌
健康を害したり、病気を引き起こす原因になります。大腸菌やブドウ球菌、ウェルシュ菌等がこれに該当します。

・日和見菌
身体が弱った時に腸内で悪い働きをする菌です。大腸菌、連鎖球菌、バクテロイデス等です。

悪玉菌がふえていくと、がんや動脈硬化、糖尿病、アレルギー、肥満、老化、うつ病などの病気を引き起こし、一方善玉菌がふえていくと、それらを予防する働きをしてくれます。

ですので健康体でいるためには、よい菌をつくり腸内細菌のバランスを整えていい状態に保たなくてはいけません。

善玉菌を増やすには？

では、健康に良い善玉菌を増やし、体質を改善していくためにはどうしたらいいのでしょうか。

①食物繊維を多くとる
食物繊維は悪玉菌を減少させ、腸内の有害物質を排出してくれる手助けをしてくれます。食物繊維でオススメの食材が、テレビでも紹介され話題になっている「もち麦」です。100gあたり10g以上と食物繊維を豊富に含んでいます。他にも、玄米や切り干し大根やアボカド、大豆、アーモンドなどがあります。

②脂っこい食事を減らす
油は空気に触れ加熱しすぎると酸化が進みます。酸化した油は、悪玉菌を増やすことになり善玉菌がへってしまいます。

③ストレスをためない
腸は精神的なダメージの影響をうけやすく、ストレスを感じると身体が反応して胃腸を冷やしてしまいます。

④発酵食品を多くとる
菌活といわれるように、発酵食品は、栄養素が豊富ですし、乳酸菌などの善玉菌を多く手軽に摂取することができます。発酵食品にはヨーグルト、味噌、納豆、ぬか漬け、チーズ、キムチ、塩麹などがあります。

いずれにせよ腸内環境を整えるためには毎日継続して善玉菌を増やす食事を心がける事が大切です。
普段の食事に取り入れて健康的で太りにくい体質を目指しましょう！

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