効果ばっちり！発芽玄米でスローフード

スローフードってどんなもの？

スローフードとはファストフードに対して唱えられた食事の考え方のことで、その土地の伝統的な食文化や食材を見直す食事法です。
季節にあった野菜を、その地元で採れた野菜を食べる地産地消の考え方も含まれ、今、日本でも人気の食事法、スローフードですが、今回はその中でも玄米で行うスローフードについてご紹介します。

玄米は白米とは異なり、お米を精米する前の状態です。
白米に比べると栄養は非常に多く含まれていますが、そこには難点もあり、それはせっかくの栄養成分を身体に吸収しづらい、という点です。

玄米を発芽させると・・

栄養が吸収されにくい玄米ですが、発芽させてあげるとさらに栄養素が増えます。
玄米に含まれている「フィチン酸」という成分は、体内の有害物質を排出してがんの抑制効果も期待されている成分ですが、一方でこのフィチン酸はその他の必要な、鉄分、亜鉛、銅等のミネラルも排出してしまうため、女性に不足しがちな鉄分を始めとしたミネラル栄養素が一緒に体外に排出されてしまいます。

ですので、普段から貧血ぎみの方は玄米ダイエットを行うと鉄分不足に可能性が高く、貧血を引き起こしてしまう場合もあります。

ですので玄米ダイエットをするなら、意識して鉄分などのミネラルをとるようにするか、発芽玄米を食べるようにしましょう。

また玄米に含まれるアブシジン酸は細胞内にあるミトコンドリアに対して毒性があり、低体温になったり、免疫力の低下、不妊症になる可能性などのデメリットも指摘されています。

これらを防ぐためにも、出来るだけ発芽玄米を食べるようにしましょう。

食物繊維は白米の４倍

ダイエット中、どうしても不足しがちになってしまうのが、食物繊維。
食物繊維が減ってくると、体内に溜まっている老廃物を排出してくれる便の量が減ってしまったり、極端に便秘になってしまったりすることがあります。
便秘になってしまうと、代謝が落ちるだけでなく、体内にたまった老廃物などで肌荒れなども引き起こしてしまいます。

では食物繊維をただ取れば良いのかというとそういうわけではありません。
食物繊維には主に水溶性食物繊維、不溶性食物繊維の二種類があり、便秘解消には後者の不溶性食物繊維が欠かせません。

この不溶性食物繊維は発芽玄米に非常に多く含まれていてその量は白米の約４倍もあるといわれています。
このため主食を白米から発芽玄米に置き替えるだけで、お手軽に不足しがちな食物繊維を補うことができます。

発芽玄米でスローフードを実践しよう

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